最近も少しだけど二人になれました。
間が空いていたけれど、職場でちょこちょこ話す機会があったから、そんな感じはしなかった。

でも彼からしたら、久しぶりだったみたい。
「あー長かった、会いたかったよー。」
…職場で顔をあわせているのは、「会う」にカウントされないのだろうか?
意味するところはわかるけれども。
でもまぁ、言われて悪い気はしなかった。

比較的短時間だったからかな。
「帰したくない、さみしいよー。」
「俺のものなのに別の人のところに帰るなんて。」
「あー、帰すの嫌だ。結婚しよう?」
去り際に、ぐいぐいとくる発言が多かった。

冗談半分だとわかっているから、軽く流しておしまい。
今の私は心に余裕があるみたい。
つらいとは思わず、むしろなんだか嬉しかった。
彼からの言葉が、きっと自己肯定感の低い私を支えてくれている。


「大好きだから、恥ずかしくないよ?」

そう言われるものの、自信のなさゆえいろんなことが気になってしまう。

第一に、表情。
私は自分の可愛くない角度を知っている。
だから、どんなに喘いでいて余裕がなくても、その角度をなるべく見せないように必死になる。

次に、体型。
決して太っているわけではないものの理想体重ではないし、おなかとか太ももとか、特定の人にしか見せないようなところがやっぱりコンプレックスで。
跨がっているときは、とにかく重たくないだろうかと心配してしまう。

加えて、柔軟性。
ずいぶん昔は柔らかかったけれども、ここ数年はすっかり固くなってしまった。
股関節ももちろん固いから、余計に上に乗るのは気が引けるし、それ以外でもいろんなシーンで申し訳なく思ってしまう。

努力しなくちゃなぁ。
わかっているんだけど、日常に忙殺されてなかなかがんばれないのが現状。
これからはずっと一緒にいてくれるらしいから。
少しずつでもがんばっていかなくちゃ。


「キラキラした存在でいつも可愛いよ。」
「お出かけして、隣に連れて歩きたいな。」
こんなご時世で、こんな関係だからこそ。
こう言ってもらえることはこの上ないご褒美なんだと思う。

でも私は「可愛いね」じゃなくて「綺麗だね」って言わせたい。
彼の奥さんは可愛い系だから。
同じジャンルにはいたくない、抜け出したい。

この夏の目標にしてみよう。