前回の続き。
別れて数ヶ月くらいかな?
職場で規模の大きな食事会があった。
慰労会、みたいな感じ?
もちろんお互いに参加した。
楽しくてつい、二次会へ。
二次会は参加人数が少なくて、気付けば同じテーブルでお酒を飲んでいた。
久々に長く一緒にいられて、彼の笑顔がたくさんみられて、とても楽しかった記憶がある。
そんな二次会もお開きになり、解散する流れに。
上司「(私)さんは帰り、どうするの?」
私「駅まで迎えに来てもらうつもりです。」
彼「駅の方向なら俺も同じだから、途中まで一緒に行こうか?」
上司「おう、任せた。じゃあな。」
私、彼「お疲れさまでした!」
なんと数ヵ月ぶりに、夜の街でふたりきり。
彼「…元気そうで安心したよ。」
私「私も、です。お元気そうでよかった。」
お互いの近況を話しながら歩く。
何となく、手も繋いでしまっていた。
気付けばあっという間に、彼の車のそばへ。
私「…着いちゃいましたね。早いなぁ。」
彼「…少し、乗っていく?」
乗りたい、って即答したかった。
酔ってたし、好きだったし。
でも、乗ったらまた元の関係に戻ってしまう。
近付きすぎて苦しくて離れたのに、また苦しむ。
だから、ぎゅっと強く手を握って、離して。
私「…ううん、このまま帰ります。」
いやー、お互いに未練たらたらですな。
その半年後も、同じことを繰り返しました。
別れて一年ちょっとしたくらい。
前述の慰労会があって、二次会へ行って。
大体の流れは過去2回と同じだった。
ひとつ違ったのは、この慰労会で彼の転勤を知ったことかな。
噂で聞いてはいたけれど、確定したとは知らず…もう何の関係もないのに、さみしくなった。
だからかな、少し飲みすぎた。
さみしさを払拭できないまま、解散の流れへ。
帰りの方面が同じということで、再び一緒に歩き出した。
飲みすぎて酔った私は、変なテンションになり。
近すぎる距離感で彼に言った。
「…本当に行っちゃうんですか?」
「いつ帰ってくるの、帰ってこないかもなの?」
「私のこと、置いていかないで…」
彼は辺りを見渡して、建物の影に私を引き込んで抱きしめた。
そのまま激しく長いキスをした。
知り合いに見られていたら、普通にアウトなやつ。
彼「…帰ってくるっていったら、待っててくれるの?」
私「…わかんない」
彼「…一緒に、いく?」
私「無理だよ…家族で行くんでしょ?」
彼「うん…」
私「…行かないで、って私がいっても行くんでしょ?」
彼「…うん」
私「…いいもん、じゃあ待たないから」
彼「そっか…でもきっと帰ってくるよ」
私「…うん。きっと、待ってる…かも?」
そうしてまた抱きしめられて、キスして解散へ。
お互いに酔っていたんでしょう。
これ以降も特に連絡することはなく、彼は家族と数年間の転勤へ行き、私は名字が変わった。
こんな感じのお別れエピソードでした。
…転勤がなかったら、なんだかんだでずるずると続いていたのかもしれないな。
別れて数ヶ月くらいかな?
職場で規模の大きな食事会があった。
慰労会、みたいな感じ?
もちろんお互いに参加した。
楽しくてつい、二次会へ。
二次会は参加人数が少なくて、気付けば同じテーブルでお酒を飲んでいた。
久々に長く一緒にいられて、彼の笑顔がたくさんみられて、とても楽しかった記憶がある。
そんな二次会もお開きになり、解散する流れに。
上司「(私)さんは帰り、どうするの?」
私「駅まで迎えに来てもらうつもりです。」
彼「駅の方向なら俺も同じだから、途中まで一緒に行こうか?」
上司「おう、任せた。じゃあな。」
私、彼「お疲れさまでした!」
なんと数ヵ月ぶりに、夜の街でふたりきり。
彼「…元気そうで安心したよ。」
私「私も、です。お元気そうでよかった。」
お互いの近況を話しながら歩く。
何となく、手も繋いでしまっていた。
気付けばあっという間に、彼の車のそばへ。
私「…着いちゃいましたね。早いなぁ。」
彼「…少し、乗っていく?」
乗りたい、って即答したかった。
酔ってたし、好きだったし。
でも、乗ったらまた元の関係に戻ってしまう。
近付きすぎて苦しくて離れたのに、また苦しむ。
だから、ぎゅっと強く手を握って、離して。
私「…ううん、このまま帰ります。」
いやー、お互いに未練たらたらですな。
その半年後も、同じことを繰り返しました。
別れて一年ちょっとしたくらい。
前述の慰労会があって、二次会へ行って。
大体の流れは過去2回と同じだった。
ひとつ違ったのは、この慰労会で彼の転勤を知ったことかな。
噂で聞いてはいたけれど、確定したとは知らず…もう何の関係もないのに、さみしくなった。
だからかな、少し飲みすぎた。
さみしさを払拭できないまま、解散の流れへ。
帰りの方面が同じということで、再び一緒に歩き出した。
飲みすぎて酔った私は、変なテンションになり。
近すぎる距離感で彼に言った。
「…本当に行っちゃうんですか?」
「いつ帰ってくるの、帰ってこないかもなの?」
「私のこと、置いていかないで…」
彼は辺りを見渡して、建物の影に私を引き込んで抱きしめた。
そのまま激しく長いキスをした。
知り合いに見られていたら、普通にアウトなやつ。
彼「…帰ってくるっていったら、待っててくれるの?」
私「…わかんない」
彼「…一緒に、いく?」
私「無理だよ…家族で行くんでしょ?」
彼「うん…」
私「…行かないで、って私がいっても行くんでしょ?」
彼「…うん」
私「…いいもん、じゃあ待たないから」
彼「そっか…でもきっと帰ってくるよ」
私「…うん。きっと、待ってる…かも?」
そうしてまた抱きしめられて、キスして解散へ。
お互いに酔っていたんでしょう。
これ以降も特に連絡することはなく、彼は家族と数年間の転勤へ行き、私は名字が変わった。
こんな感じのお別れエピソードでした。
…転勤がなかったら、なんだかんだでずるずると続いていたのかもしれないな。
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